オタワにやって来て初めての夏が、いつの間にか終わってしまったようです。
日本がお盆に入った8月11日。
オタワ市内から車で1時間半の場所にある、友人の別荘で行なわれたパーティーに行ってきました。林の中に一軒だけ建てられたこの別荘には、湖に向かってプライベートビーチがあります。
真夏のビーチパーティー。
どれだけテンション上がっていたか、想像できるでしょ?
林の中でキャンプをするためにテント、そして泳ぎまくるために水着を持参しました。2日間、飲んで、騒いで、泳いで過ごす予定でした。
到着してすぐに、水着に着替えてビーチに走りました。水に足を浸けてびっくり。氷のように冷たいのです。
それもそのはず。
8月のオタワの気温は15~25度前後。朝は、長袖のパーカーが必要なくらい寒いのです。日中に温められた水温も、夕方から翌朝にかけてすっかり冷たくなってしまうようです。それでもパーティーの参加者たちは、気持ちがいいなどと言いながら、水に浸かったり、泳いだりして楽しむのです。夏ですものね。
私はと言えば、水着を着けて、ビールを片手に、友人たちと屋外に設置された温水ジャグジーに浸かり、週末を過ごしました。「飲んで、騒いで、泳いで」が、「飲んで、しゃべって、入浴して」に変わってしまいました。これが今年の、オタワの「真夏のビーチパーティー」。
8月が最後の週を迎えます。
日没も早くなり、朝晩はすっかり冷え込むようになりました。ここは日本ではないのは分かっているけれど、どこか、灼熱の太陽と湿気を含んだ熱気の「夏」を期待していました。オタワの夏は、5月ごろからゆっくり静かにやってきて、8月には去ってしまうようです。
6月の湖のほうが、暖かかったなぁ。