「明日は朝6時半には家をでるからね」
私の仮住まいの家主は退職者で、毎朝9時ごろに起きて、のんびりと朝の時間を楽しんでいます。そんな彼女が早朝、出掛けると言うのです。どんな大切な用事があるのかと思ったら、「髪をもう少しブロンドに染めようと思って」と涼しい顔。
そうなんです。
オタワの夏の朝はとても早いんです。
スパーマーケットや病院は8時から開いていますし、会社は7時から営業を開始するところもあります。
家主が20年に渡って通い続ける美容院も、7時から開くのです。
カナダにはサマータイムがあります。
毎年、3月の第2日曜日から、11月の第1日曜日までは、時計の針を1時間進めます。
2012年7月5日、今日のトロントの日の出は5時42分、日の入は21時01分です(MSN情報)。東京は、日の出は4時53分、日の入は19時11分です。
ほら。時間を1時間進める理由が分かるでしょ。
日本の時間を1時間早めると、6時から20時までの陽のある時間に、生活ができるのです。
カナダだと、例えば、朝7時から働き始めれば、15時には仕事が終わります。
日の入までの時間は6時間。
陽が高い間に、町の中を流れるリドー川に沿ってジョギングやサイクリングが楽しめるのです。自宅に戻って、庭でBBQを楽しんだり、子どもたちと遊んだりできるんです。
冬には雪が降り続き、気温はマイナス40度にもなるオタワに住む人びと。
夏の間に太陽の光を存分に浴びるのです。長い冬がやってくれば、外に出ることも少なくなりますからね。
オタワ市内を流れるリドー川。奥に見える三角の屋根は、国会議事堂です。
私も日本にサマータイム導入に大賛成!エコのために導入検討もあったのに、最近は 聞かないよね??They don't know what they are missing... Fumi
ReplyDeleteネットで検索すると、日本では1948年に4年間サマータイムが導入されていたらしいですよぉ。
Delete陽が長いと、本当にうれしい。得した気がします。
Longer sun, longer days, less energy spend on lights, more energy spent on air conditioning.
ReplyDeletePlease write more! I love Kiki's la petite suitcase!
Thank you for reading my blog! Yes, I will try to write more.
DeleteEnjoy Canadian summer. Soon, we will have cold winter.