オタワが気に入った理由の一つは、町に緑が溢れていること。
政府が設置した2,796.4 km2の緑地帯・グリーンベルトが、カナダの首都であるオタワの町を囲んでいるのです。
9月にもなるとすっかり肌寒くなるオタワ。
最低気温と最高気温の差は、10度以上にもなります。朝晩は0度前後、日中は15度前後の気温が毎日繰り返され、グリーンベルトの木々たちがいっせいに色づくのです。
深紅に黄金色、深緑に黄緑色、そしてオレンジ色。艶やかな色をした植物が、昇って来たばかりの太陽の光に照らされて、きらきら輝きます。町中にいるのに、まるで森の中にいるような静けささえ感じられます。異国での不便さや不安を、ほんのひと時だけ忘れさせてくれます。
早朝、グリーンベルト沿いに走るバスルートは、私のお気に入りの「旅」です。
秋もそろそろ終わりに近づき、雪がぱらつくようになりました。もう少しで、真夏のような暑さインディアンサマーが数日やってきて、そして、オタワは本格的な冬に入るようです。
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オタワ市内のグリーンベルト配置図(ピンクの線が緑地帯。川の北側はケベック州です) |
グリーンルート沿いのバス、私も乗ってみたいわ!
ReplyDeleteベルンの木々も、黄色やオレンジに色づいてきたよ。日本はこれに赤が入るから、ちょっと雰囲気が違うよね。寒いそうですが、ご自愛のほど!
日本では山間に行かなければ見られなくらいの壮大な紅葉が、オタワでは家の近所で見られます。寒いのは嫌いだけれど、紅葉はいいね〜。
Deleteベルンも寒くなってきたかな?