朝の窓に広がる、東雲(しののめ)の空。
サマータイムが終わって2日目の今日は、月曜日です。
9月になってからというもの、真っ暗闇の中で起きて支度をして、外灯の明かりを頼りにバス停に向かっていました。でも今日からしばらくは、陽の光が私の行く手を照らします。
サマータイムのために1時間だけ早めた時計の針を、元に戻します。そうすることで、真っ暗だった朝6:00が、日の出を迎えた"7:00"(時計の針は6:00を差しています)になるのです。
居間の窓や玄関のガラス戸から差し込む太陽の光が、こんなに気持ちの良いものだとは知りませんでした。
外の気温は-3度だというのに、陽が出ているというだけで、足取りも軽く感じられます。白い月がまだ60度の高さにあることだって、家々の前庭に生えている芝に付いた無数の白い霜だって、ちゃんと見えるんですから。
ダウンタウンと郊外を結ぶバスの乗り換えターミナルでは、「乗客感謝祭」が催されていました。早朝の構内に軽快な音楽が流れ、コーヒーなどの温かい飲み物やマフィンなどが配られていました。
いつもと同じ時間に、同じ場所にいるのに、ただ明るいというだけでみんなの気持ちが踊っています。
でも、このウキウキ気分は、帰宅時間にはすっかりしぼんでしまいました。これまではまだ明るかった空は、真っ黒に。店先の看板を照らす電灯が、ぎらぎらと目に刺さります。雪だってはらはら舞っています。気温は朝よりも暖かいのに、外の暗さが気持ちを暗くさせ、寂しく寒くそして悲しくさせます。
バスの乗客だって、心なしか静かです。
しばらくすると、朝も夜も真っ暗で寒くなるようです。オタワの冬がじわりじわりと近づいてきています。
あまりの暗さに気分が沈み、今日の授業をさぼって早々に帰宅したことは、誰にも内緒です。。。
サマータイムについては『カナダの夏の楽しみかた』で。
読んだあとは、記事の下の「Like」をクリックして、次に「Comfirm」をクリックしてくださいね♥「Comfirm」は、「Like」をクリックしたあとに表示されます。
After reading my blog, please click [Like] and then click [Confirm] (It will appear after clicking [Like].) Thanks!